仮想通貨取引所は、どのようなのウォレットで、どのような管理体制で、仮想通貨を管理しているのか?

セキュリティ担当の男性

各取引所はどのようなウォレットで仮想通貨を管理しているのか?

取引所選びのポイントとして、”セキュリティ体制”の充実度を挙げる方は少なくありません。

多額の仮想通貨の流出を経験した日本のユーザーにとっては、各仮想通貨取引所が、どのような方式のウォレットで仮想通貨を管理しているのか、また、それらウォレットをどのような体制で管理しているのか、非常に機になるところだと思います。

今回は、それぞれの仮想通貨取引所のセキュリティ体制をテーマにまとめてみたいと思います。

「Zaif」はセキュリティ徹底強化、対策室も設置済み

zaif

「Zaif」は”コールドストレージ”や”マルチシグ”と呼ばれる仮想通貨の保管をはじめ、シリコンバレーなどで経験を積んだ人材を積極的に登用し、強固なセキュリティを敷いています。

また、冒頭でお話させていただいた流出事件の発生に際しては、”セキュリティ対策室”を設置し、セキュリティ体制のより一層の強化や専門家の雇用を目指しています。

独立した部署の設置は非常に評価できるポイントで、他の取引所にはないセキュリティ体制を築き上げてくれることにも期待がもてます。

GMOコインはサイバー攻撃に対して2段階認証

GMOコイン仮想通貨ウォレット

GMOコインは他のウォレット同様にコールドウォレット(コールドストレージ)での保管やマルチシグによるセキュリティ強化を図っています。

また、警戒感が強まる仮想通貨取引所・ウォレットへのサイバー攻撃に対し、”2段階認証”による対策を講じています。これはログインした実績のない環境によるログインなどに対して行われているもので、第三者による不正なアクセス・アカウント乗っ取りに対抗するものです。

システム面においても24時間365日監視行っており、セキュリティ体制に穴がないよう努めています。

bitFlyerはハッキング手法を常に研究

bitflyer

「bitFlyer」は”SSL通信”に代表される通信の暗号化を行い、個人情報の保護に努めています。

また、ウィルスチェックを毎日行いbitFlyerそのものを常に健全に保っています。さらにハッキングテストも数千回以上の試行回数を重ね、巧妙化しているハッキングを未然に防ぐことに余念がありません。

ハッキングの問題は仮想通貨への関心が高まるにつれ、事件になることが増えています。bitFlyerがそうしたハッキング手法を研究することは、bitFlyerのユーザーだけでなくすべての仮想通貨ユーザーにとって意義があるのではないでしょうか。

「コインチェック」はセキュリティ体制を一新

coincheck

多額の仮想通貨流出事件を経験したコインチェックは、苦い経験を基にセキュリティ体制の一新を図っています。

使用するネットワーク・サーバーの再構築にはじまり、システムセキュリティ責任者の選定やシステムリスク委員会の設置など、多方面からの見直しを進行。問題の流出事件への補償も着々と進めています。

業務改善命令を受け、集団訴訟の対象にもなるなど、コインチェックとユーザーには大きな軋轢があります。

しかし、再起に向けた動きは見せており、2018年5月にはモネロに代表される”匿名仮想通貨”の取扱廃止を発表。セキュリティを脅かす要素の排除にも動き出しています。

各社の取り組みを比較・検証することが大事

仮想通貨を保管・運用できるウォレットないし取引所には様々なものがあります。

それらは一見してみるとどれも同じように見えます。特にコールドストレージ(コールドウォレット)やマルチシグ、2段階認証に秘密鍵といった方法は多くのウォレットで用いられています。

しかし、そのなかで社内に専門の研究機関(部署)を置く場合もあり、決して従来の方法だけに甘んじていないことも伝わってきます。相次ぐ流出事件や巧妙化するハッキング手法には、こうした取り組みなくして対抗していくのは難しいのかもしれません。

仮想通貨ウォレットを選ぶ際は、用いられるセキュリティ体制だけでなく、こうした裏側の企業努力についても目を向け比較・検証してみるようにしましょう。

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